ここ数日に読んだ本やら漫画やら

　せめて読んだ本や漫画ぐらい記録しておこう。

辣韮の皮―萌えろ!杜の宮高校漫画研究部 (5) (Gum comics)

　まずはこれ。既に高校生の域を超えているオタクの集う高校漫研を舞台にした4コマ漫画。辣韮の皮ももう5巻です。相変わらず一般人のふりをしようとして、でも実は一番しょっぱいオタクの主人公滝沢君が痛いというか我が身を振り返ってぐさぐさ刺さるのでほんとどうしようかと思います。周りが確実に進んでいくなかほとんど成長できてない彼ですが、しかし、彼が成長しちゃうとこの漫画は終わっちゃうので、あのまんまなんでしょう。いろいろ不憫です。ほんとうに。
　あとは、電車男ネタとか、響ネタとか。相変わらず時事ネタがいろいろ突っ込んであって、知っていると笑えます。読者に知識を要求するのがオタクネタ漫画だとどっかで読んだ気が（というか、言い尽くされてるか）するのですが、確かにその通りだなあ。

　その他は以下。後で感想を追加します。

護くんに女神の祝福を!〈10〉 (電撃文庫)

　この作品の肝は主人公である護くんと絢子さんの恋愛模様を神の視点から見て悶えたりする所にあると思うんですが、この巻でもそれは全面に出ていてもうなんというか犬も喰わぬものを延々とやっている二人の姿に頬がゆるみっぱなし。端から見たらかなり怪しい人になっていたに違いありません。前巻、前々巻のパラオ編で一歩進みそうになった所で立ち止まってしまってるんですが、もう初初しいというかなんというか。歳をとったらどんなに恋愛経験が無くてもあのままでは居られないんだよなあ。
　一方でこの巻ではエメレンツィアの方にもスポットが当てられていて、微妙な立場の彼女の心理が分かりすぎるだけに大変切ない。良い話です。長いシリーズものは、徐々に徐々に人間関係を積み上げることが出来るのでその関係性を楽しめるというかキャラに感情移入しやすいですね。（以下、追記するかも）

暴れん坊本屋さん(3) (ウンポコ・エッセイ・コミックス3)

マリア様がみてる 26 クリスクロス (コバルト文庫)

円環少女 (4) よるべなき鉄槌 (角川スニーカー文庫)