あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
二〇一〇 元旦
ジョン・スコルジー『老人と宇宙』(ハヤカワ文庫SF)

- 作者: ジョンスコルジー,John Scalzi,内田昌之
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 文庫
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この前『ハローサマー、グッドバイ』を買いにいったら続編が売られていたので、そろそろ読まねばなあと1巻を買ってきたのでした。
で、読了。エンターテイメントに徹したというだけあって、非常にすらすら読めて面白い。一回一回の戦闘も考えられているし、「熱さ」のようなものもある。良い娯楽小説でした。続編も読もう。
『とらドラ』?(メディアワークス)

- 作者: 絶叫,竹宮ゆゆこ,ヤス
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2008/02/27
- メディア: コミック
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別の本を買いに行った書店で見つけたので購入。『とらドラ』は好きなんだけど……うーん、正直これはどうかなあ。絵は好きなんですが、基本的に原作どおりというか新しい要素が無いので、個人的にはちょっと残念だったかな。
坂木原レム『モンスターキネマトグラフ』(リュウコミックス、徳間書店)

- 作者: 坂木原レム
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/01/19
- メディア: コミック
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すごい力技だから読んでみろと人に言われて買った本なんですが、面白かった。表紙の妙齢の女性は、興奮すると怪獣になる体質で、戦前は兵器として南方で戦いに駆りだされていたんですが、敗戦後は政府の監視下に置かれながらの生活を送ってます。そんな折、怪獣映画の俳優として(もちろん怪獣役)スカウトされるのですが……
こんな設定の話で、話の運びもちょっと変なのに、普通に良い話に落とせるのは登場人物の力故なのかなあ。ナカジマさん良い人や。
石黒正数『探偵綺譚』(リュウコミックス、徳間書店)

- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/12/20
- メディア: コミック
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『それでも町は廻っている』で有名な石黒正数の短編を集めた短編集。どれも日常を描いてるようで、どこか変な話ばかりです。「気の抜けたビールで……」があほらしくてすばらしい。