SFマガジン2005年5月号

S-Fマガジン 2005年 05月号

S-Fマガジン 2005年 05月号





やっと読了。電車に乗らないと小説が読めない今の状況はなんとかしたいもの。

    • 面白い。書き出しで、クトゥルーものだというのは分かるのだけど、まさかこう来るとは。不勉強だったので、最後まで正体に気づかなかったのは反省。
  • 樅の木食堂で朝食を:ジョン・コートネイ・グリムウッド,+1
    • グリムウッドということで期待したんですが、、ゲイマンの直後に載っているので、地味さが際立ってしまってる気がした。ノワールってわけでもないしなあ。解説を読むと世界設定は面白そうなので、本編の方を読んでみたい。アラベスク三部作を読まないとだめか。
  • 暗黒の晩餐会:リズ・ウィリアムズ,+2
    • 暗黒のパリで働くパティシエの物語。言葉の使い方が面白かったので+2。
  • 帰休兵:ニール・アッシャー,-1
    • これも最後どうなるかと思ったら、あのオチだったし。短編としては色々不満が残る。
    • 「言葉」は力を持ちうるのか?ということを描いた作品。それ程読んでいるわけではないが、どうも山本弘作品の向こうには作者が透けて見えてしまうような気がする。何でなんだろう。
    • 駄目だ…深堀骨の面白さが分からない。
    • 「選ばれし者の孤独」を描いた作品だと思うのだけれど、どうも孤独感が今一分からなかった。